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バリ ヒンズー真言のマーク |
オンカラ〜ひとくちメモ〜 ヒンズー教の三大神。火、再生を象徴とするBrahmaと水、成長・守護を象徴するWisnu太陽と破壊を象徴するSiwaこの三大神をひとつのシンボルマークにしたのが「オンカラ」である。 バリ人の家にはこのマークを壁などに張ってあるし、今ではネックレスにもなっている。 現地のバリ人もどれがどれだったかこんがらがっているところがあり、また、なぜ、太陽と破壊なのか、水と守護なのか、ちっともわからない。ヒンズーの神話として残っているのだろう。 多神教を禁じたインドネシア政府は多神教であるヒンズー教を認めるために三大神の統合としてサンヒャン ウィディ をどこかから探してきて、バリの宗教を残したのである。 この三大神には連れがおり、ガルーダに乗っているクリシュナはWisnu の化身であり、連れは繁栄の神 ラクスミである。知識や教育の神サラスワティはBrahma の連れである。シバの連れはパルワティといい、化身してドゥルガになる。ガネーシャという像の木彫りや石彫をみるが、あれは彼らの子である。 オンカラのマークは真言密教のマークとほとんど同じである。ヒンズー教はバラモン教が前身であり、土着宗教のち仏教も取り入れ、さらに戦後の政治的改革で現在のバリヒンズーとなっている。 ※本文は本木周一さんのメルマガ「ちょっとバリ気分 Vol.149」から引用させていただきました。 「ちょっとバリ気分」無料購読は http://balibooktree.com から登録できます。 |
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